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液晶テレビ市場、大型人気で販売・出荷とも大幅増

» 2006年05月25日 08時24分 公開
[ITmedia]

 市場調査会社DisplaySearchが5月24日に発表した報告書によれば、1〜3月期の液晶テレビ出荷台数は世界で740万台となり、前年同期に比べ135%の大幅増となった。前期比では14%の減少。

 大画面タイプの販売が伸びていることから、販売額も前年同期比114%増(前期比では12%減)の88億ドルとなった。平均販売価格は1195ドルとなり、前期比で2%上昇、前年同期比で9%の減少にとどまっている。

 平均サイズは27インチとなり、30〜34インチでは出荷台数ベースで初めて液晶テレビがブラウン管を抜いた。

 金額ベースのシェアは、大型に力を入れているソニーが15.0%で首位を堅持し、2位はSamsungの13.9%。前年同期に比べるとソニーのシェアが4.1%減少したのに対し、Samsungは2.1%伸ばして両社の差が縮まっている。3位のシャープは12.7%、4位のPhilips/Magnavoxは11.9%。

 出荷台数ベースではPhilips/Magnavoxが13.9%でトップに立ち、シャープが13.1%、Samsungが12.5%、ソニーが10.9%の順となっている。

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