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Google VideoのDRM付きコンテンツがMacで視聴可能に

» 2006年06月07日 19時26分 公開
[ITmedia]

 Googleのビデオ共有サイトであるGoogle Videoのコンテンツを視聴するためのスタンドアロンプレーヤー、Google Video PlayerがMacに対応した。これにより、Google Video Storeの有料コンテンツをMacで再生できるようになった。

 GoogleはこれまでGoogle Notifier、Google EarthをMacに対応させており、Google Video Playerは3番目のMac対応アプリケーションになる。このほかのMac用ソフトウェアとしては、Mac OS Xの純正ミニアプリケーション環境であるDashboardウィジェットが3種類公開されている。

 Mac版Google Video PlayerはMac OS X v10.3.9以上、16Mバイト以上のビデオメモリを持つグラフィックスカード、1GHz以上のプロセッサを必要とする。ユニバーサルバイナリで、PowerPC、Intelの両プロセッサに最適化されている。

 Google Video Playerは、アプリケーション内の検索窓からキーワードを入力すると、ブラウザで検索結果を表示。開いているムービーは、サムネール表示でシーン移動が可能で、フルスクリーンモードも備える。

 Mac版Google Video Playerの登場により、Google Video Storeで購入したDRM付きコンテンツの再生がMacで可能になった。Macユーザーはこれまで、Google Videoをブラウザ上で見ることはできたが、DRM付きコンテンツの視聴はできず、有料コンテンツの再生はWindowsでのみサポートされていた。

 Google Video Storeでは、「CSI」「Star Trek Voyager」「Deep Space Nine」をはじめとするテレビ番組、映画などが販売されている。ただし、一部コンテンツは地域制限がかけられており、日本からのアクセスはできない場合がある。

 Macに対応したDRM付き動画コンテンツでは、iTunes Music StoreのFairPlayを使った番組以外はほとんど存在しておらず、それ以外の大部分がWindows MediaのDRMを使ったものだ。

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