ITmedia NEWS > 製品動向 >

Officeとビジネスアプリ連動強化の「Office Business Applications」発表

» 2006年06月13日 08時28分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは6月12日、ボストンで開催のTech.Ed 2006で、Officeとエンタープライズアプリケーションとの連動強化を目指す「Office Business Applications」の新戦略を発表した。同社がビジネスソフトで推進する「People-Ready」構想の一環となる。

 Office Business Applicationsは、2007 Microsoft Officeシステムの新しいプラットフォーム機能を通じて開発できるようにする。これを活用してデベロッパーやパートナー企業に、柔軟性を高めた「People-Ready」なビジネスアプリケーションを開発してもらう計画。

 OfficeクライアントアプリケーションおよびOffice SharePoint Server 2007と連動したツールキットの「LOBi(Line-Of-Business interoperability) for Microsoft Office SharePoint Server」も同時発表された。Officeアプリケーションとの構造化されたプロセスインテグレーションを実現し、取引関連のアプリケーションをOfficeからアップデートできるようにする。

 Office Business Application Servicesは、2007 Officeのリリースを通じてβ版の提供を開始。LOBi for Microsoft Office SharePoint Serverは今年末に技術プレビューを公開予定。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.