米Microsoftは3月27日、ダラスで開催の顧客カンファレンスで、中小企業向けビジネスアプリケーションのDynamicsで提供するロールベースのアプローチについて説明した。ビジネスシステムを従業員の特定職務に合わせた事務用ソフトと連動させ、「ピープルレディ」(People-Ready)構想の実現を目指す。
この構想に沿って、ビル・ゲイツ会長はロールベースの複合型ビジネスアプリケーションの試作品を披露。このほかWindows Vistaの機能を活用したDynamicsのプレビュー版と、年内にリリース予定のDynamics AX 4.0のコラボレーション機能を紹介した。
ゲイツ会長は「当社はビジネスシステムをプロダクティビティ/コラボレーションソフトおよびオンラインの世界と連動させる。その結果としてロールベースの複合型アプリケーションでは、意思決定のための状況把握とコラボレーションが可能になる」と説明している。
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