人気ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)の米MySpace.comは6月21日、若年ユーザーの安全を強化するため新しいセキュリティ措置を導入すると発表した。
新しい措置では14〜15歳のユーザーが18歳以上の知らない相手と接触する場合の制限を強化。相手の電子メールか姓名を知らない限り、18歳以上の会員が16歳未満の会員と接触できないようにする。
また、MySpaceの全会員を対象として、自分のプロフィールの詳細を仲間内でしか閲覧できないように設定できるオプションを導入する。広告もサイト全体でターゲット機能を強化して、年齢にふさわしい広告が表示されるようにする。
MySpaceでは既に14歳未満の利用を禁止し、安全利用推進の責任者を任命するなどの未成年者保護対策を打ち出している。しかし先日、14歳の少女が同サイトで出会った相手に暴行されたのはMySpaceがセキュリティ対策を怠ったせいだとして提訴していた。
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