米連邦取引委員会(FTC)は6月22日、約110人の個人情報が入ったノートPCが盗まれたと発表した。ロックしてあった自動車から2台のノートPCが盗まれ、このうち1台に個人情報が入っていたという。
PCに入っていた個人情報は司法捜査を通じて収集したもので、FTCが摘発した個人のものも一部含まれ、氏名、住所、社会保障番号、生年月日、金融機関の口座番号などが保存されていたという。
該当する個人に対しては書簡で事件発生を知らせ、なりすまし被害防止策について助言。FTCから1年間の無料クレジット監視サービスを提供する。
FTCでは盗みの目的が個人情報だったとは思えないと説明。盗まれたPCはパスワードで保護され、このPCに保存されている数千のファイルのうち、個人情報はごく一部にすぎないと強調している。
窃盗事件としてFTC監査官室で捜査を進めるとともに、米連邦捜査局(FBI)、国土安全保障省および地元警察にも通報済み。
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