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「iPodよりもWi-Fi」――米Wi-Fi推進団体が調査

» 2006年07月13日 08時18分 公開
[ITmedia]

 iPodとWi-Fiのどちらかを選べと言われたら、大多数がWi-Fiを取る――。無線LAN推進団体のWi-Fi AllianceがKelton Researchに委託して実施した意識調査で、こんな傾向が明らかになった。

 この調査は自宅で無線LANを使っている米国のコンシューマー551人を対象に、オンラインで行われた。iPodと自宅のWi-Fiのどちらを選ぶかという問いには、80%対21%の割合でWi-Fiに軍配が上がった。

 自宅の電話とWi-Fiをはかりにかけた場合、電話はなくても生きていけると79%が回答。Wi-Fiの方を捨てると答えたのは21%にとどまった。

 週に2、3回は自宅で仕事をすることがあるという人は55%に上ったが、従来のようにデスクに座っての作業ではなく、台所やリビングルーム、コーヒーショップや本屋などが仕事場になっているという。

 この調査結果で、レジャーや仕事の一部としてWi-Fiの勢力が増していることが示されたとWi-Fi Allianceは結論付けている。

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