米Adobe Systemsは7月19日、プロの写真家をターゲットにしたデジタルカメラ画像処理ソフトウェア「Adobe Lightroom」の最新β版をWindows、Macintosh向けに公開した。Windowsユーザー向けのβ版は今回が初めて。
先行して公開されたMac版のβテスターは3000人以上。これにWindowsを加えることで、Windowsを使っている多くのプロカメラマンの声を製品に反映させたいと、Adobeでデジタルイメージングのプロダクトマネジメントを担当するケビン・コナー上級ディレクターは説明する。
Adobeによれば、Windows版とMac版の機能セットは若干異なっているが、最終リリースまでには同じ機能を持つようになるという。
Adobe LightroomはLibrary、Develop、Slideshow、Print、Webというモジュールに分かれている。写真に関連するワークフローを大量に、きめ細かく処理していくことに最適化されており、Adobe Camera Rawにより120以上のネイティブRAWフォーマットに対応している。
Macintosh版はMac OS X 10.4.0以降、G4、G5、Intel Core Duoプロセッサ、768Mバイト以上のRAMを推奨している。Windows版の推奨環境は、Windows XP SP2、Intel Pentium 4プロセッサ、768Mバイト以上のRAM、1024×768以上のディスプレイ。製品版はWindows版、Macintosh版とも2006年中にリリースされる予定。価格や製品版における動作環境は未定。
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