野村総合研究所は7月24日、特許出願に関わる業務を効率化するためのシステム「FORTSHARE」を開発し、8月から実証実験を行うと発表した。
企業内の発明者と特許出願の担当部署、特許事務所(弁理士)をネットワークで結び、情報共有するシステム。書類などはサーバ上で集中管理し、Webブラウザから編集できる。紙ベースでやりとりしていた場合と比べ、輸送・保管・検索コストを削減するとしている。
実証実験は、特許出願件数が数十から数百件程度の企業と特許事務所を対象に、約3カ月間行う予定。実験に関する説明会を、8月3日に同社オフィス(東京都千代田区)で開く。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR