米Apple Computerは8月2日、欧州のiTunes Music Store(iTMS)での楽曲販売が2億曲を超えたと発表した。
2004年6月に英国、フランス、ドイツの欧州3カ国でスタートした音楽ストアは、現在では1000以上のレコードレーベルが参加し、楽曲カタログは300万曲に達しているとApple。オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、ギリシャ、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイスでiTMSが開設されており、欧州では合計17カ国となっている。
iTunes担当副社長であるエディー・キュー氏は「欧州のiTMSでダウンロード購入された楽曲数はこの2年で5000万曲から2億曲に拡大した」と述べ、ヨーロッパの音楽ファンはiTunesに満足していると表明した。
一方、iTunesのDRM(デジタル著作権管理)は欧州の一部で反発を受けており、フランスはAppleに一部不利となる著作権法を可決、スウェーデンなど北欧でも消費者団体から規制当局への訴えが出されている。
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