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NokiaとSiemensの合弁会社、部門編成を発表

» 2006年08月26日 07時31分 公開
[ITmedia]

 携帯電話メーカーのフィンランドNokiaと通信機器メーカー独Siemensは8月25日、両社が設立する合弁会社「Nokia Siemens Networks」の部門編成と部門長の人事を発表した。Nokia Siemens Networksは2007年1月1日までに設立手続きが完了する見込み。6月に同合弁会社の設立が発表された際、CEO(最高経営責任者)、CFO(最高財務責任者)などの幹部人事は発表されている。

 Nokia Siemens Networksでは、CMO(最高マーケットオペレーション責任者)直属の部門として、サービス部門と地域別組織が設立される。また、COO(最高執行責任者)の直属の部門として、無線アクセス部門、サービスコア&アプリケーション部門、オペレーションサポートシステム部門、ブロードバンドアクセス部門、IPネットワーク&トランスポート部門が設立される。また、研究開発関係の組織もCOO直属となっている。

 地域別組織は、北米、南米、中国、欧州西部/南部、欧州北部、中東/アフリカ、アジアパシフィックの7地域に分かれる。アジアパシフィック地域の責任者には、Nokia Networksのアジアパシフィック地域上級副社長であるラジーブ・スリ氏が就任する。

 Nokia Siemens Networksは、6月に設立が発表された通信機器会社。Nokiaのネットワーク事業部門とSiemensの固定・携帯ネットワーク関連事業を統合したもので、出資比率は50:50となっている。

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