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MS版YouTube「Soapbox」のβテスト開始

» 2006年09月19日 14時07分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは9月19日、YouTube対抗の動画共有サービス「Soapbox on MSN Video」のβ版を立ち上げた。

 Soapboxは、ユーザーが簡単に動画をアップロード、視聴、検索、共有できるサービス。現在はクローズドβテスト中で、招待制となっている。参加希望者はSoapboxサイトで登録する必要がある。正式版はMSN Videoの一環として提供され、またWindows Live SpacesやWindows Live Messengerと統合される予定だ。

 同サービスではワンステップで簡単に動画をアップロードでき、AVI、WMV、MOV、MPEG4、H.264など一般的なビデオフォーマットがサポートされている。

 また動画を検索したり、RSSフィードを購読したり、友人と動画を共有するといった操作を、動画を視聴しながら実行できる。複数の動画を同時に視聴することも可能だ。

 さらに動画へのコメント投稿やタグ付け、電子メールで友人に動画へのリンクを送ったり、Webサイトやブログに直接Soapboxプレーヤーを埋め込むなどのコミュニティー機能も提供される。

 この種のサービスで問題となるのが著作権付きコンテンツの違法アップロードだが、SoapboxではYouTubeと同様、著作権者からの要請があれば違法なコンテンツを削除する方針だとReutersは報じている(関連記事参照)

 Soapboxのβ版はWindows XP上で動作するInternet Explorer 6以上、Windows XPまたはMac OS Xで動作するFirefox 1.0.5以上に対応している。現時点では米国でのみの提供となる。Reutersの報道によると、6カ月以内にMSN Videoの一部として完全公開される見通し。

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