パイオニアは9月25日、韓国のSamsung SDIと関連会社に対し、PDP関連特許の侵害差し止めと損害賠償を求める訴訟を米連邦地裁に起こしたと発表した。
パイオニアが侵害されたと主張している特許は、現行プラズマテレビの基本構造に関する特許(米国特許第5182489号)と、プラズマ放電を形成する電極の形状に関する特許(米国特許第5640068号)。21日にテキサス州東部地区連邦地裁に提訴した。
パイオニアによると、ライセンス許諾について2005年春ごろからSamsung SDIと交渉してきたが、「当社PDP関連特許に対して正当な評価が得られなかったため」(同社)、提訴に踏み切ったという。同社は「Samsung SDIが当社特許に対する侵害を認識し、当社の知的財産権を尊重することを期待する」としている。
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