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2007年のE3は完全招待制。代替イベントはなし

» 2006年10月17日 14時14分 公開
[ITmedia]

 米娯楽ソフトウェア協会(ESA)は10月13日、2007年のゲーム業界展示会E3(Electronic Entertainment Expo)の計画を明らかにした。

 2007年のイベントは「E3 Media and Business Summit」と呼ばれ、7月11〜13日に米カリフォルニア州サンタモニカで開催される。先の発表の通り、規模を縮小し、関係者の交流を中心としたビジネスイベントになるという。

 同イベントは完全招待制だが、ESA加盟企業も非加盟企業も参加できる。参加者には記者発表の場や、ホテルの特別室での親密なミーティング、メディア、小売業者、開発パートナーなどと会合するための部屋が用意される。発売前のビデオゲームを展示する場も設けられる。

 米家電協会(CEA)はE3縮小を受け、E3に代わるゲーム関連イベントを検討していたが、10月17日に、2007年はそのようなイベントを行わないと明らかにした。

 同協会は新たなゲームイベントが必要かどうかを調査していたが、ESAが新たなE3は非加盟企業も参加でき、PCゲーム、ワイヤレスゲーム企業も包含すると発表したことを受けてイベントを行わないことにした。ただし同協会は、2008年に向けてもっと広範なゲーム関連イベントへのニーズがあるかどうかを判断するため、業界との対話を続けるとしている。

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