米Yahoo!は10月17日、第3四半期(7〜9月期)の決算を発表した。売上高は前年同期比19%増の15億8000万ドル、純利益はストックオプション関連経費の影響で、前年同期比38%減の1億5900万ドル(1株当たり11セント)となった。
ストックオプション経費などを除くと、第3四半期の純利益は2億3500万ドルで、同じ計算方法で調整した前年同期の純利益2億2400万ドルを上回るというが、テリー・セメルCEOは「業績には満足していない」とコメント。第4四半期以降に予定している広告プラットフォームの新プロジェクトなどに触れながら、「まだやるべきことがたくさんあるが、人材もリソースも十分にある」とした。
マーケティングサービス収入は13億7000万ドルとなり、前年同期比で18%の増加。トラフィック獲得コスト(TAC)を除いた売上高は前年同期比20%増の11億2100万ドルとなっている。
また、取締役会で自社株買い戻しが承認されたことも併せて発表。今後5年間に上限30億ドルの自社株を買い戻す計画だという。
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