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» 2006年10月19日 19時00分 UPDATE

スカパー!でWOWOWを 12月から放送

BSのWOWOWが、CSのスカパーで12月から放送を始める。両社で新規視聴者の拡大を見込む。

[ITmedia]

 CS放送のスカイパーフェクト・コミュニケーションズとBS放送のWOWOWは10月19日、WOWOWの番組をスカパーで12月1日から放送すると発表した。WOWOWはコンテンツプロバイダとして伝送チャネルを拡大し、スカパーはWOWOWが持つ映画やスポーツなどの豊富なコンテンツをラインアップに追加。それぞれ視聴者数の拡大を目指していく。

photo WOWOWの廣瀬社長(右)とスカパーの仁藤社長

 スカパーの新チャンネル「WOWOW」(330ch)として12月1日に放送を開始する。BS放送と同編成とし、料金(月額2100円、税込み)と加入料(3150円、同)もBSと同じ。申し込みは11月15日から受け付ける。

 WOWOWは国内の有料放送局の先駆けとして今年で15周年を迎え、加入件数は約238万。今年で10周年のスカパーは約417万件。両社の重複加入は30万件程度とみられる。WOWOWの廣瀬敏雄社長は「スカパーのユーザーは有料放送に慣れており、視聴意向が高い潜在的ユーザー」と見ており、来年3月までに5万程度の新規加入を見込む。

 サッカーではWOWOWはスペインリーグ、スカパーはイタリアセリエA、英プレミアリーグ──など両社で補完し合えるコンテンツは多く、WOWOWによる“乗り入れ”を新規視聴者の拡大につなげていく。将来は共同番組の制作なども検討していく。

 WOWOWの廣瀬社長とスカパーの仁藤雅夫社長は、WOWOWのスカパー向け放送の実現に向け、十数年前にも会合を持ったことがあったという旧知の仲。廣瀬社長は「やりたくてしょうがなかったが、放送権の問題をクリアした後だから実現できた」とし、権利者側との「粘り強い交渉」を続けてきたことを明かした。

 スカパーの仁藤社長は「WOWOWは一般的にはわれわれのコンペティターとして見られてきた。コンテンツの取り合いや代理店の競合などで実際にそういう面はあったが、今後は有料放送のマーケットを広げるために両社でやっていくほうがいい。この第一歩の意義は非常に大きい」と話した。

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