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MSのスパイウェア対策ソフト「Windows Defender」が正式版に

» 2006年10月25日 09時26分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは10月24日、無料スパイウェア対策ソフト「Windows Defender」(英語版)の正式版と、「Microsoft Certificate Lifecycle Manager」(CLM)のβ2をリリースした。

 Windows Defenderは、Microsoftが買収したGIANT Company Softwareの技術をベースにしたソフト。既知のスパイウェアを検出、削除でき、定義ファイルはMicrosoftから自動で更新される。

 正式版では新しいスキャンエンジンでパフォーマンスを強化。インタフェースとアラートのスリム化、強化型のSoftware Explorerを使ったプログラムのコントロール向上が図られている。導入にはWindows XP SP2またはWindows Server 2003 SP1以降、Internet Explorer 6.0以降が必要。

 一方、CLMはスマートカードやデジタル証明書のライフサイクル管理を支援する企業向けツール。β2ではデジタル認証とスマートカード導入の際の負担軽減を図る新機能を提供。ミドルウェアのサポート拡大に加え、Microsoft Smart Card Base CSPのサポートにより、Microsoftが認定したスマートカードをすべてCLMで管理できるようになった。

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