米連邦取引委員会(FTC)は10月31日、子どもがクイズ形式でソーシャルネットワーキングサイト(SNS)の安全な使い方を学べるゲーム「Buddy Builder」を発表した。
米国ではMySpaceなどの若者向けSNSが人気を博しているが、その一方で子供を食い物にした事件も起きており、懸念を呼んでいる。
Buddy Builderはそうした問題に対する啓蒙活動の一環。このゲームは英語およびスペイン語で提供され、プレイヤーには択一式のクイズが出題される。
例えば、SNSで「最近どう? ぼくは君のこと知ってると思うんだ。写真送ってよ(水着の写真ね!)」というメッセージを受け取った時に要求に応じるべきか断るべきか、といった問題が出題される。回答を入力すると、それに対するアドバイスが表示される。
このゲームはFTCがサイバー犯罪防止のために行っている啓発キャンペーン「OnGuardOnline」の一環。Buddy Builderが発表された10月は、全米サイバーセキュリティ意識向上月間だったという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR