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松下、SDに録画するHDビデオカメラを発売

» 2006年11月08日 19時01分 公開
[ITmedia]

 松下電器産業は11月8日、1080i録画に対応したハイビジョンビデオカメラを12月に発売すると発表した。記録媒体にSDメモリーカードを採用した「HDC-SD1」と、8センチDVDに記録する「HDC-SD1」の2機種。ハイビジョン用に新たな3CCD方式を開発するなどし、画質も高めた。

photo HDC-SD1

 MPEG-4 AVC/H.264で記録する「AVCHD」方式のハイビジョンカメラ。HDC-SD1は世界で初めてSDカードに1080i動画を記録でき、付属の4Gバイトカードで最長約90分のハイビジョン撮影が可能としている。SDカードの採用で、サイズも74(幅)×69(高さ)×142(奥行き)ミリ、使用時の重さ約490グラムとコンパクトにおさめた。

photo HDC-DX1

 両機種が搭載する「テルニオン 3CCD HD」(プログレッシブ)により色解像度が従来比2倍以上になり、きめ細かな色描写が可能という。CCDは1/4型を採用し、画素ピッチの拡大で高感度ながらノイズが少ないとしている。

 価格はオープン。実売予想価格は、HDC-SD1(12月1日発売)が18万円前後、HDC-DX1(12月15日発売)は16万円前後。

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