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11月のMS月例パッチは6件――XML Core Servicesの脆弱性に対処

» 2006年11月10日 07時22分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは11月14日の月例アップデートで計6件のセキュリティ更新プログラムをリリースし、XML Core Servicesの脆弱性などに対処する。9日にサイトに掲載した事前通告で明らかにした。

 XML Core Servicesの脆弱性に対処する更新プログラムは最大深刻度が「緊急」となり、適用後は再起動が必要になる。

 このパッチは、Microsoftが4日に公開したアドバイザリーで指摘した問題に対処するものと見られる。Microsoft XML Core Services 4.0の一部であるXMLHTTP4.0 ActiveXコントロールに脆弱性が存在し、これを突いたゼロデイ攻撃の拡大も報告されている。

 残る5件のセキュリティ更新プログラムはWindowsに関連したもので、最大深刻度「緊急」のパッチが含まれる。一部は再起動が必要になる。

 また、悪意のあるソフトウェアの削除ツールもこの日に更新版をリリース予定。

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