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ソニー、リテール持ち株会社株を一部譲渡

» 2006年12月05日 22時04分 公開
[ITmedia]

 ソニーは12月5日、リテール持ち株会社・スタイリングライフ・ホールディングス株式の26%を、三井物産、東京急行電鉄、千趣会の3社に売却したと発表した。ソニーはエレクトロニクス事業への集中の一環として、リテール事業の分離方針を打ち出していた。

 スタイリングライフ・ホールディングスは、「ソニープラザ」を運営するプラザスタイルやマキシム・ド・パリなど、ソニーグループのリテール企業をまとめる持ち株会社として6月に設立(関連記事参照)。株式の49%をソニーが保有していた。

 譲渡後の持ち株比率は、三井物産が15%、東急電鉄が8%、千趣会が3%。ソニーが引き続き23%を保有する。売却益は約90億円となる見込み。

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