なぜ“今さら”ウィキペディアがWeb of the Yearなのか
先週のアクセストップは、「Web of the Year 2006」受賞サイトが決まった、という記事。今年を代表する年間総合大賞は、オンライン辞書「ウィキペディア」に決まった。
ウィキペディア日本語版は2002年にスタート。2003年にはメディアに取り上げられ、急成長したとウィキペディアに記載がある。黎明期からネットを見てきているユーザーにとっては“あって当たり前”の存在。2006年になって「今年のサイト」として取り上げられたのはなぜだろうと、記者は疑問に感じた。
今年3月に公開されたネットレイティングスの調査にヒントがありそうだ。調査によると、ウィキペディア国内訪問者数(家庭からのアクセス)は、昨年2月から今年2月の1年間で3倍に伸びた。ヤフーとグーグルの検索、Yahoo!ニュースのトピックスからたどり着く人が多いという結果で、Yahoo!検索のロボット化やYahoo!ニュースのリーチの高さなどがウィキペディア人気に波及したようだ。
そういえば、記者は今年、ネットに強くない友人からもウィキペディアの話題を聞くことが何度かあり、「ウィキペディア」を「ウィキ」と呼ぶ人が多いのが気になっていた。彼らにとっては「ウィキに載っていた」イコール「ウィキペディアに載っていた」という意味らしいが、「ウィキ」(Wiki)の本来の意味を知っていると、なんだか混乱してしまう。
ウィキペディアはWeb of the Yearで得票数ナンバーワンだったそうだ。今年は、一部の濃いネットユーザー向けだったウィキペディアが、一般に開かれ、広く使われた元年だったのかもしれない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「うんこ移植」でピーナツアレルギー改善、15人中6人が数粒食べられるように ヒトの実証は初 Science系列誌掲載
-
2
「配信システムをAIで自作したアイドル」こと宮本佳林さん、Cloudflare Workersの開発者イベントに登壇へ
-
3
防衛装備庁、ITコンサルSHIFTに「AI装備品」の審査支援を委託
-
4
西鉄福岡(天神)駅などで意図しない駅構内放送 第三者が有名YouTuberの音声を不正に流したか
-
5
ドコモ・バイクシェアのシステム障害、いまだ全面復旧ならず 8月1日以降の利用者には「全額返金」へ
-
6
手術中の大地震、患者守る医療スタッフ……熊本総合病院の動画に反響 「プロの動き」「尊敬」
-
7
KDDI、社内の全システムで脆弱性診断へ 1220万人分漏えいで「未知の脆弱性と片付けない」
-
8
「ChatGPT」のデフォルトモデル、PlusとProは「Sol」に、無料版は「Luna」でテキストチャット無制限に
-
9
Gmail、他社メアドを送信元にできる機能を廃止へ
-
10
個人開発「家系ラーメンマニア」で利用者急増 対応追いつかず一部停止 「より信頼していただけるアプリに」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR