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» 2006年12月15日 19時56分 UPDATE

音楽ダウンロード販売は「劇的に」成長している――Nielsen SoundScan調査

「デジタル音楽市場は順調に伸びている」という調査結果は「iTunes Store危機説」を否定するもう1つの材料となりそうだ。

[ITmedia]

 音楽分野を専門とする市場調査会社Nielsen SoundScanによれば、2006年の米国デジタル音楽市場は前年と比べて「劇的な」成長を遂げたようだ。2006年49週目までの米国における楽曲ダウンロード販売は前年同期比で67%以上伸びていると同社は報告している。

 この期間にダウンロード購入されたデジタル楽曲は5億2500万曲。既に2005年合計の3億5300万曲を1億7300万曲上回っている。2005年も前年から150%伸ばすという大きな伸びを示している。

 2006年には既に50万ダウンロード以上のヒットが54曲生まれており、その数は2005年の22曲の2倍以上。2004年には1曲もなかった。

 デジタルアルバムの数も順調に伸びている。2006年49週目までのアルバムダウンロード数は2970万と、前年同期の1450万のほぼ2倍。10万以上を売り上げたアルバムは2005年の3作品と比べて11作品と大幅増。2004年には1作品もなかった。

 この調査は米国の主要デジタル音楽小売り業者20社以上を対象としており、デジタル音楽市場の95%以上をカバーしているという。同社はまた、全米2万店以上の音楽小売店を対象にした調査を行っており、これは米国で販売されている音楽製品の90%以上に相当する。Billboard Magazineは同社のデータに基づいてヒットチャートを掲載している。

 米国では市場調査会社のForrester Researchがデビットカード、クレジットカードによるサンプリング調査を基にiTunes Storeの取引件数が大幅に減少していると発表し、Appleの株価を下げるほどの影響を与えた。しかし、その後に金融アナリストや市場調査会社から次々に反論を受け、Morgan Stanleyが逆にAppleの目標株価を引き上げるといった動きも出ている。

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