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松下、ビクター売却報道に「何も決まっていない」

» 2006年12月24日 17時30分 公開
[ITmedia]

 松下電器産業は12月23日、同社が子会社のビクター株式の売却を検討していると伝えた一部報道に対して「何も決まっていない」とコメントを出した。売却先として挙がったケンウッドも「決定していることは何もない」とコメントしている。

 同日付けの日本経済新聞が「松下がビクターの売却先を探しており、ケンウッドと交渉に入った」と伝えたほか、NHKなどは「ビクターの経営陣が、米投資ファンドのCerberusから融資を受けて松下の保有株を買い取り、独立する検討を始めた」と伝えた。

 ビクターは業績不振が続いており、松下の事業との重複も多く、売却の可能性が指摘されていた。

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