“レビューのWikipedia”目指す「rate it!」
元ライブドア役員が6月に起業したベンチャー企業・ゼロスタートコミュニケーションズはこのほど、商品やサービス、店舗などのレビューを自由に掲載し、ユーザー同士で編集できるサイト「rate it!」を公開した。登録すれば無料で利用できる。
家電製品やネットサービス、飲食物、レストラン、病院などあらゆるジャンルで、商品名やサービス名、店舗名などを自由に登録し、5段階評価とコメントを付けられる。他人が登録した項目やコメントを再評価することも可能だ。
登録した商品や店舗について、自由に項目を設定して特徴を記述できる。例えばレストランなら「営業時間」「住所」「メニュー」などといった項目を設定し、それぞれの「年中無休24時間」「港区」「ラーメン」などと特徴を記入していける。
「レビューのWikipedia」に
「最も近いサービスはWikipedia」――同社の山崎徳之社長は言う。rate it!は、商品ジャンルから特徴となる項目まで、ユーザーが自由に書き込めたり編集できる点が特徴だ。
ネット上の口コミサイトといえば、家電なら「価格.com」が、化粧品なら「@cosme」、グルメなら「東京グルメ」など定番の大規模サイトがあるが、その他のジャンルではまだまだカバーされていないものも多い。
「歯医者やワイン、塾、たばこなど、他人の評価を参考にしたいものは世の中にたくさんあるはずだが、評価の受け入れ口は意外と少ない。rate it!を“評価のたまり場”にしたい」
評価が十分に集まった時点で、サイト内検索にキーワード広告を付けて販売する計画だ。「評価を検索するユーザーは、どの商品を選ぶか迷っている。購買意欲が高いため、普通の検索広告よりも高く売れるはず」
最終的には、Amazonのリコメンド機能のような仕組みを目指すという。評価の傾向からユーザーの好みの傾向を把握し、似た好みを持つユーザーをグループ化。自社ECサイトや提携ECサイトの商品から、好みそうな商品をグループごとにリコメンドする。まずはワインのECサイトを自社展開してrate itと連動させる計画で、すでに酒類販売の免許を取得したという。
今後は、Google Mapsと連動した地図機能や、複数の評価軸を設定できる機能などを追加するほか、携帯電話からの利用にも対応する予定だ。
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