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検索・コンテンツ連動型広告市場、2010年に3000億円超に

» 2007年01月09日 19時27分 公開
[ITmedia]

 SEM(検索エンジンマーケティング)を手掛けるアウンコンサルティングは1月9日、検索連動型広告とコンテンツ連動型広告の市場規模予測をまとめた。両広告は順調に拡大し、2010年には06年の3倍となる3171億円に成長するとしている。

 06年の合計は1068億円。そのうちPC向けは1047億円で、内訳は検索連動型が888億円、コンテンツ連動型が159億円。PC向け広告費の約3割を占めた。検索連動型では、テレビCMや新聞広告などと検索を組み合わせたクロスメディア手法が活発化。コンテンツ連動型は、mixiなど配信先が拡大している。

 10年にはPC向けが合計2982億円と約3倍に伸び、PC向け広告の約半分を占めるまでに成長すると見ている。さらに携帯電話向けも検索の利用が一般化するにつれ拡大し、06年の21億円が10年には9倍の189億円に成長すると予測した。

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