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AMD、SFFモデルPCを支援するDTXオープン規格を開発

» 2007年01月11日 08時26分 公開
[ITmedia]

 米AMDは1月10日、スモールフォームファクター(SFF)PCのオープン規格「DTX」を開発したと発表した。DTX規格は既存のATXインフラを生かしつつ、OEMおよびODM(相手先ブランドによる設計・製造企業)、部品メーカーがより迅速に、SFFモデルPCに対応した小型、静音の製品を低コストで開発できるようにするのが狙い。DTX仕様は2007年第1四半期中にAMDのサイトで公開される予定。

 AMDによると、DTX規格のマザーボードは、従来のプリント基板製造パネル1枚につき最高4枚、Mini-DTX規格マザーボードであれば最高6枚が製造可能で、DTX準拠マザーボードは最低4層のプリント基板で製造できる。またATXインフラとの下位互換性により、DTX製品の開発投資を低く抑えられるという。

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