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MSとNortel、統合型コミュニケーションのロードマップを合同発表

» 2007年01月19日 08時20分 公開
[ITmedia]

 Microsoftのスティーブ・バルマーCEOとNortelのマイク・ザフィロフスキ社長兼CEOは1月17日、統合型コミュニケーションについての合同ロードマップを発表した。両社は2006年7月に提携している。

 バルマーCEOとザフィロフスキ社長は、新たに3種のソリューションを発表。同時にNortelが新しく11種の導入サービスを提供開始し、顧客が技術を体験できる2社合同のデモンストレーションセンターを北米、欧州、アジア20カ所以上に新設したことを明らかにした。今年中盤までには、さらに100カ所以上のセンターをオープンする計画という。

 2社が発表した新ソリューション3種は次の通り。

 「UC Integrated Branch」は、NortelとMicrosoftの技術を単一ハードウェア上で統合し、遠隔オフィスでのVoIPおよび統合コミュニケーションを提供する製品。出荷開始は2007年第4四半期を見込む。

 Nortel Communication Server 1000とMicrosoft Exchange Server 2007 Unified Messaging間でネイティブSIP互換性を持たせるソリューション。Nortelの設計・開発・サポートサービスを含む。2007年第2四半期に提供開始予定。

 Nortel Multimedia Conferencingの機能をMicrosoft Office Communicator 2007で利用可能にする新ソリューション。2007年第4四半期に提供開始予定。

 両社はまた2007年中に、既存の統合型コミュニケーションソリューション機能(統合デスクトップ、IP電話、メール、IMなど)を、Nortel Communication Server 2100に盛り込む計画を立てている。

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