セキュリティ企業の米Finjanは1月22日、Googleの「フィッシング対策用ブラックリスト」に、ユーザー名やパスワードなどの情報が含まれていたと発表した。この「ブラックリスト」の閲覧にはアクセス保護はかけられておらず、個人情報の盗難などに悪用される恐れがあったという。現在のリストには、こうした個人情報は含まれていないとしている。
Finjanは2007年1月3日、Googleサーバ上にあるURLリストに個人情報が含まれていることを発見し、すぐにGoogleに報告した。Googleはこれを受けて問題を修正したという。
Finjanでは、個人情報は、Googleのフィッシング対策用のブラウザ拡張機能を通じて収集されたものと見ている。
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