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Symantec増収増益、2億ドルのコスト削減計画発表

» 2007年01月25日 08時03分 公開
[ITmedia]

 米Symantecが1月24日発表した同社第3四半期(10〜12月期)決算は、売上高は前年同期比14%増の13億1300万ドル、純利益は同25%増の1億1400万ドル(1株当たり12セント)となった。

 事業別では、同社売上高の31%を占めるコンシューマー事業が、前年同期と比べ売り上げを24%伸ばしている一方で、39%を占めるセキュリティおよびデータ管理事業は同3%増にとどまり、26%を占めるデータセンター管理事業は同8%減となった。

 Symantecは併せて、2億ドルに上るコスト削減計画を発表した。新規採用の抑制、業務委託およびコンサルティング支出の軽減、経費削減などに加え、特定事業や地域での人員削減も含まれるという。

 1〜3月期の業績予想は、売上高を12億4000万〜12億7000万ドル、1株当たり純利益を4〜6セントとみている。コスト削減の影響はさほど大きくないとみている。コスト削減の影響はこの予想に織り込み済みだが、さらに「損益に影響するようなリストラ経費の計上の可能性もある」と説明している。

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