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» 2007年01月26日 07時47分 UPDATE

Webビデオで広告ビジネスが変わる――米調査

Webビデオをマーケティング手法として取り入れることで、裕福で教育レベルの高い消費者の関心を得られる可能性が高まる。

[ITmedia]

 広告宣伝の一環として、Webによるビデオストリーミング広告を放映することで、新たなビジネスチャンスが広がる――米Nielsen Analyticsが1月24日、報告書をまとめた。

 最近、放送済みの番組やプレビューをWebでストリーミングするなど、ネット上で閲覧可能なビデオが増えているが、テレビの視聴率には影響を与えていない。WebビデオやiPodはむしろテレビ視聴率を後押ししており、Nielsen Media Researchによると、2005年から2006年の米世帯における平均テレビ視聴時間は1日当たり8時間14分で、過去最高を更新したという。

 またScarborough Researchの調べによると、Webビデオを視聴する消費者は、家庭、職場、PDA、携帯電話と、常にネットに接続している傾向が高い。米国の成人全体では、週平均20時間以上ネット接続している率はわずか9%にすぎないが、家庭にブロードバンド接続環境がある成人のなかでみると、この比率は17%に上昇する。

 ネット接続と教育レベルには高い相関性がある。家庭にネット接続環境がない米成人は全体の33%で、うち69%の学歴は高卒以下である。全米成人の24%は大卒以上の学歴を持つが、ブロードバンド接続のある世帯の35%は大卒以上の世帯である。また大学院卒以上の場合、大半がネット接続環境を持ち、うちほとんどはブロードバンド接続である。

 またブロードバンド接続を持つ消費者は所得も高い。Scarborough Researchによると、年間所得が10万ドル以上の世帯は全米消費者の17%だが、ブロードバンド接続利用者で見ると28%を占める。また30万ドル以上の住宅に住む消費者は全米消費者の21%以下だが、ブロードバンド接続利用者の場合、30%となる。

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