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Apple、Vistaに対応したiTunesは「数週間以内に」公開

» 2007年02月03日 09時36分 公開
[ITmedia]

 米Appleは、Windows VistaとiTunesの現行バージョンとの互換性に関する情報を公開した。

 同社によれば、iTunesの最新版である7.0.2は多くの典型的なPCで動作するが、数週間以内にiTunesの次バージョンがリリースされるまでWindowsのアップグレードを見合わせることを推奨している。

 AppleはiTunesの互換性に関する数多くの問題を次のリリースで解消する予定だと述べている。

 iTunes 7.0.2以前のバージョンにおけるWindows Vistaでは、以前にiTunes Storeから購入した楽曲がVistaへのアップグレード後に再生できなくなる場合があるほか、設定変更やCover Flowのアニメーション、住所録やカレンダー情報の同期などで問題が起きる可能性がある。

 問題を解消した新バージョン登場以前にWindows Vistaをインストールし、iTunesを利用する場合には、まずiTunes Storeのアカウントのオーソライズを消去し、すべてのiPodをディスク使用モードに設定したうえでiTunesをアンインストールし、Windows Vistaをクリーンインストール、iTunes最新版をインストールし、再度オーソライズを設定するという手順をAppleでは推奨している。

 既にWindows Vistaにアップグレード済みでiTunes Storeでの購入楽曲で問題が起きている場合には、iTunes 7.0.2の再インストール後に、iTunes Repair Tool for Vistaの適用が必要となる。

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