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オプト前期は大幅増収も減益に

» 2007年02月15日 20時07分 公開
[ITmedia]

 オプトが2月15日発表した2006年12月期の連結決算は、経常利益が前期比16.7%減の6億5800万円にとどまった。粗利率の低下で費用増を補えなかったほか、金融業界などが広告を自粛する動きの影響を受けた。

オプトの株価チャートオプトの株価チャート(1年:縦軸の単位は1000円)

 売上高は293億8400万円(62.4%増)、営業利益は8億4100万円(12.2%減)、純利益は3億900万円(前期は12億4800万円の赤字)。

 検索リスティング広告を中心に取扱高を伸ばしたほか、連結子会社の増加などで大幅な増収に。一方、連結調整勘定償却などの費用増を吸収できなかった上、第2四半期後半からの広告手控えにより、第3四半期の業績が伸びなかったため、減益となった。

 今期の連結業績予想は、売上高が375億円、経常利益が12億円、純利益が6億円。

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