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映画館へのデジタル配信を促進する合弁事業発足

» 2007年03月07日 07時51分 公開
[ITmedia]

 Warner Bros. Entertainment、Universal Pictures、およびDigital Cinema Implementation Partners(DCIP)は3月6日、デジタル映画配信の普及に向けた合弁事業の立ち上げを発表した。映画をデジタル化し、映画館に直接配信する仕組みの導入を加速する。

 DCIPは、映画館運営のAMC Entertainment、Cinemark USA、Regal Entertainment Groupが共同で設立した組織。これら3社が北米で展開する映画館チェーンの総スクリーン数は1万4000以上。

 これまで映画の配給は、フィルムそのもの、あるいはデジタル映画を収めたハードディスクが、映画館に輸送されるという方式が取られてきた。しかし技術革新が進み、デジタル化した映画を衛星やブロードバンドなどによって直接配信する方式に注目が集まっている。

 今回の取り組みには、Foxなど、WarnerとUniversal以外の映画配給会社も関心を示しているという。

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