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» 2007年03月08日 07時37分 UPDATE

「脳波でゲーム」開発キット登場

自分が微笑むとゲーム内のキャラクターが微笑んだり、物を持ち上げることを思い浮かべると画面上の物が持ち上がる――こうした脳波によるゲームの操作が可能になる。

[ITmedia]

 米新興企業のEmotiv Systemsは3月7日、脳波でコントロールできるゲームを開発するための開発キット「Emotiv Development Kit」(EDK)をリリースしたと発表した。脳波の動きでゲームキャラクターの表情を変えたり、ものを動かせるゲームの開発が可能になる。

 従来の脳波を利用したコンピュータインタフェースでは、ユーザーが画面に集中するなど、一定の感情の動きしか探知することができない。しかしEmotivの技術では、多種多様な表情、ジェスチャー、感情を反映させることができるという。

 開発キットを用いることで、ゲーム開発者はユーザーの思考や感情をゲーム内の動きと結びつけることができる。例えば、キーボードやジョイスティックを使わずに、画面上の物体を持ち上げる様子を思い浮かべるだけで物体を動かしたり、自分が笑顔を浮かべるとキャラクターも笑ったり、キャラクターが敵から見つからないよう、自分が動かずにじっとしたままでいるなど、さまざまなコントロールが可能になる。

photo キット付属のヘッドセット

 EDKは、脳波の動きを感知するための複数のセンサーを装備したヘッドセットと、一連のアプリケーション開発スイートで構成されている。「The Expressiv」スイートは、リアルタイムで表情の動きを認識し、プレイヤーの笑顔やウインクなどの表情に、ゲーム上のキャラクターを同期させることができる。「The Affectiv」スイートは、プレイヤーの無意識の感情レベル、つまり興奮や落ち着きなどを反映させることができる。「The Cognitiv」スイートは、プレイヤーの意識的な思考、つまり押す、引っ張る、持ち上げる、回すなど、行動を思い浮かべることで物質を動かしたり、操作できるようにする。

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