任天堂「Wii」用Webブラウザ「インターネットチャンネル」の正式版リリースが4月に延期になったが(関連記事参照)、正式版で追加される機能も明らかになった。
3月22日にWii公式サイトで公開された、インターネットチャンネル開発担当者のインタビューによると、正式版ではスタートページとツールバーに検索ボタンを追加。「TVで見た後にすぐ検索する、という事がさらに気軽にできるようになる」という。
また、2つ目以降のリモコンのカーソルも表示するようにした。ブラウザの操作自体は1つ目のリモコンでのみ行えるが、別のリモコンのカーソルも表示させ、「ここを見て」などと画面を指さす感覚で楽しめるという。
起動時間は5秒以上短縮するなど、動作速度を改善。十字ボタンによるスクロールの対応やツールバーの非表示対応といった改善も図られている。閲覧可能なサイトも増え、「mixi」にも対応したという。正式版ではアウトラインフォントを採用し、ズームしても文字がにじんだりせず、きれいに拡大できるとしている。ハードウェアキーボードによる文字入力も将来は検討したいという。
はてなの「Rimo」など、Wiiインターネットチャンネルに対応したサービスも相次いで登場した(関連記事参照)。インタビューでは担当者が「任天堂の製品でお客さんにここまで何かを開放したというのは初めてでは。将来的にどうふくらんでいくのかわくわくしています」などとコメントしている。
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