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» 2007年04月05日 12時34分 UPDATE

企業のSkype利用で情報流出の危険も

Kaspersky Labの調査によると、企業のSkype導入によって情報流出や悪質プログラム感染などの危険が増すが、最大の脅威は人的要素だという。

[ITmedia]

 電話代節約を目的に企業でもSkypeの導入が増える中、情報流出などセキュリティ上のリスクは高まっている――。ロシアのセキュリティ企業Kaspersky Labは、企業でのSkype利用に関する調査結果を発表した。

 調査はKaspersky傘下のInfoWatchが2007年1月に実施し、1242人が参加した。回答者の約7割は、セキュリティ専門家、システム管理者などのIT専門職が占めている。

 調査では、VoIP製品の中でSkypeの人気は46.8%と最も高いことが判明。競合製品はすべて合わせても25.3%にすぎなかった。

 Skype導入企業に及ぼすリスクとしては、情報への不正アクセス(37.2%)、データ流出(33.2%)、ワークステーションの悪質プログラム感染(31.7%)が挙げられ、特にリスクはないと答えたのは5.3%のみだった。

 ただ、Skypeにまつわるセキュリティ問題で、最大の脅威になり得るのは人的要素だと44.6%が回答。これに対し、Skypeの脆弱性などソフトウェア環境の問題を挙げた回答者は26.7%にとどまり、こうした問題の責任がSkype開発者にあると答えたのは23.4%だった。

 今回の調査で、企業でのSkype利用にはある程度の危険が伴うことが示されたとKasperskyは解説。セキュリティ上のリスクは増大し、差し迫った課題になっていると指摘している。

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