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日本IBM、TCOに優れたエントリークラスのミッドレンジサーバを発表

» 2007年04月13日 04時16分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは4月11日、ニーズに合わせ、OSライセンスのユーザー数別価格設定を採用した、ビジネス向けミッドレンジサーバ「IBM System i 515 Express」「IBM System i 525 Express」を発表した。

 System i 515 Expressは、システムの運用に必要な機能をオールインワンにして容易な管理を実現した、IBMのビジネス向けミッドレンジサーバ「IBM System i」のエントリークラスモデル。従来はCPU性能に応じたOSライセンス価格設定だったものが、OSのユーザー数に応じたライセンス価格を採用し、最小5ユーザーから最大40ユーザーまで、5ユーザー単位でのOSライセンス購入が可能になった。

 System i 525 Expressは、POWER5+プロセッサを搭載し、従来の同等機「IBM iSeries モデル250」に比べ約10倍の価格性能比を発揮。プロセッサを1wayまたは2wayから選ぶことができるほか、オプションで仮想化機能(論理分割:LPAR)を利用できる。

 価格はSystem i 515 Expressの最小構成で264万4425円から。4月20日より出荷を開始する。

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