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メルコ、増収もDRAMコスト増響き減益

» 2007年04月27日 06時27分 公開
[ITmedia]

 メルコホールディングスが4月26日発表した2007年3月期の連結決算は、売上高が前期比で16.1%増の1345億円となったが、営業利益は18.4%減の51億4800万円にとどまった。DRAMチップのコスト増が影響した。

 経常利益は54億4600万円(15.6%減)、純利益は27億2800万円(25.8%減)。

 ネットワークHDDが伸び、ストレージ製品売上高が21%増加。ゲーム機人気で無線LAN製品も好調だった。USB直付けのワンセグチューナー「ちょいテレ」は25億円を売り上げるヒット商品になった。

 利益面では、DRAMのコストから苦戦。また成長している海外市場で販売拡大を優先したため、売上高は7割増となった反面、利益での寄与はわずかだった。

 今期予想は、売上高が1580億円(前期比17.4%増)、営業利益が55億円(6.8%増)、経常利益が55億円(1.0%増)、純利益が32億円(17.3%増)。

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