訴訟よりもイノベーションで対応を――Sun CEOが「オープンソース対策」でコメント
オープンソースの台頭には、訴訟よりもイノベーションで対応を――Sun Microsystemsのジョナサン・シュワルツCEOが5月15日、自身のブログでこう提言した。これは、Fortuneの取材で米Microsoftの幹部が、オープンソースソフトがMicrosoftの特許を多数侵害していると発言したことを受けたもの。
ブログの中でシュワルツ氏は、オープンソースの台頭の中、Sunが顧客を失う危機に直面した数年前を振り返る。オープンソースに対して訴訟を起こすとの選択肢もあったが、それは「自殺行為」として却下。Solarisを断念して他社のOSを販売するとの案も退け、「イノベーション」という選択肢を取ったという。
Sunでは、自らが構築するソフトウェア資産をより強固なものとし、差別化した製品を信頼できるオープンソースを通じて提供するよう努めた。SPARCシステムでLinuxをサポートするなど、事業のオープン化を進めた結果、同社のソフト事業は再び拡大したと説明している。
オープンソースへの流れは止められないものであり、「コミュニティーは1企業よりもずっと革新的で強力だ」とシュワルツ氏。「顧客は(訴訟などの)動機があれば、企業を見捨てることができる」と同時に、「製品が的外れでない限り、自ら去ろうとはしないものだ」とし、企業はオープンソースに対して訴訟を起こしたりする前に、まずその声に耳を傾けるべきだと提言している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Aterm設定画面、「PHP使ってないのに.php」なぜ? NECに聞いた
-
2
Microsoft、メモリ8GBのWindows 11 PCを高速化 マルチタスク処理は最大40%向上
-
3
「命の砂時計」連呼のGMO会見──熊谷代表の発言にXではツッコミ続出
-
4
Google、学校の生徒向けAI機能を原則オフへ 「AIなしのGoogle検索」は選べず批判も
-
5
GMOペイメント、決済支援システムで「不正なユーザーによる行為」 「Vプリカ」69件漏えい、3件はセキュリティコードも
-
6
ノジマオンライン、会員情報約700万件漏えい 不正アクセスでサイト休止、再開未定
-
7
渦中のGMO記者会見、責任の所在はどこに? 熊谷代表が語った“グループ内の力関係”
-
8
ロゴ画像用の公開領域に顧客ファイルも保存 GMO系シングルサインオン、4.5万人分漏えい
-
9
GMO熊谷代表、涙の謝罪会見でも“熊谷節”さく裂──「31年間、もうけるという言葉は使ったことがない」
-
10
セブン-イレブン「7NOW」の利用者情報16万件超漏えい 配達委託先に不正アクセス、出前館でも約800件
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR