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中高生の携帯メアドは消耗品?

» 2007年05月29日 14時03分 公開
[ITmedia]
photo ニュースリリースより

 中高生の約半数が携帯電話用メールアドレスを1年に複数回変更しており、その理由は「なんとなく飽きたから」が最多──バンダイネットワークスなどが携帯電話向けポータルサイト「GAMOW」で行ったアンケート調査で、こんな結果が出た。メアドもアクセサリー=消耗品感覚で、自分自身や周囲の変化を理由に変えている傾向がうかがえるという。

 調査は、バンダイネットとVIBE、東急エージェンシーが、13歳から18歳の中高生を対象にアンケートフォームで5月18日に行い、1146件の回答を得た。

 メールアドレスを変更した経験を聞くと、94%が「ある」と解答。変更回数は「2〜3回」(34%)が最多で、「1回」(32%)、「4〜6回」(23%)、「10回以上」(7%)、「7〜9回」(4%)と続いた。女子の方が男子よりも回数が多い傾向にあった

 変更のタイミングは「1年に1回以下」が半数だったが、「半年に1回くらい」(31%)、「2、3カ月に1回くらい」(13%)、「1カ月に1回くらい」(3%)を合わせると、1年に複数回アドレスを変更している人もほぼ5割に達する計算。「2週間に1回ぐらい」「1週間に1回以上」と頻繁に変える人も、それぞれ1%ずついた。

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 アドレスの変更理由は「なんとなく飽きたから」「メルマガなど迷惑メールがウザかったから」「環境が変わったから」「友達、彼氏・彼女が変わったから」という順だった。メールアドレスの決め方で最も多かったのは「好きな曲、アーティスト、芸能人、キャラなどの名前」で、2位以下は「自分の誕生日やあだ名」「彼氏、彼女の名前」「特に意味はない」と続いた。

 1日のメール受信数は「41通以上」が最多で30%。次に「11〜20通」(19%)「6〜10通」(18%)、「21〜30通」(15%)、「1〜5通」(10%)、「31〜40通」(8%)と続いた。そのうち企業からの告知やメールマガジンなどは「1〜6通」が6割だった。

 受信したくないメールの対処法は、男女とも「特に何もしない」が最多(男子:37%、女子:47%)。次に多かったのは、男子が「ドメイン指定受信機能を使う」、女子が「サービスを解約する」で、それぞれ33%だった。

 携帯の保有年数は、15歳の「1年未満」が44%と最も多く、携帯を持ち始める年齢は15歳が最も多いとみられる。

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