米IACは6月5日、検索エンジンAsk.comをバージョンアップし、「Ask3D」として提供を開始した。Ask3Dでは、検索結果のページを3分割。新技術の採用により、Webサイトへのリンクに加え、動画やニュースなどの検索結果も同時に表示するようになった。Ask3Dは、www.ask.comのサイトで利用できる。
今回のバージョンアップでは、「Morph」という新しい技術を採用。検索キーワードが入力されるたびに、最適な検索結果をWebページ、画像、動画、音楽クリップ、ニュースなどのさまざまな情報源から選び出して表示する。より最適な検索結果を表示するため、独自の「ExpertRank」アルゴリズムも活用。単に人気のあるサイトを表示するのではなく、キーワードに詳しい「エキスパート」コミュニティーをWeb上で探し当て、そこからの情報を表示するという。
Ask3Dの検索結果画面は、3ペイン構成となっている。画面左側には、検索キーワードの絞り込みや関連キーワードなどが表示され、キーワード入力の変更が可能。検索結果は右側の上下に分かれて表示され、画面右上段にはWebサイトへのリンクが表示される。
画面右下段には、動画やニュース、画像、ブログなどの情報源からの検索結果が表示される。
いずれもプレビュー機能を強化しており、Webサイトへのリンクでは、双眼鏡アイコンにマウスを合わせるとリンク先のサイトがプレビューでき、そのサイトがFlashを使っているかどうかなどの情報も表示する。音楽クリップについては、再生ボタンを押すとAsk3D上で再生することが可能。動画では、サムネイル画像にマウスをあわせると、その動画の再生が可能となっている。
ホームページのデザインも一新。ユーザーは、好きなデザインを選んで利用できるようになった。
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