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「3D強化」のParallels Desktop 3.0が出荷開始

» 2007年06月08日 16時34分 公開
[ITmedia]

 米Parallesは6月7日、Mac用仮想化ソフトParallels Desktop 3.0の出荷を開始した。同社は6月1日に同バージョンの予約販売を始めていた

 新バージョンはOpenGLとDirectX 3Dに対応し、Half-Life 2やQuakeなどの一部ゲームやAutoCADなどのグラフィックスソフトを最適化されたグラフィックスドライバで高速に動かすことが可能。

 仮想マシンの状態を短時間で保存するSnapshots機能が加わり、問題があったときに即座に以前の状態に復帰することができるようにもなった。

 ファイルを開くときに指定するアプリケーションをMac OS XとWindowsから任意に選ぶことが可能になるSmartSelect機能が追加。Mac OS XとゲストOSとの間でファイルやクリップボードをやり取りするときのレベルを規定できるSecurity Managerが新たに加わり、Kaspersky Internet Security(6カ月のアップデート付き)がバンドルされている。Parallels Explorerにより仮想マシンが起動されていない状態でもファイルのコピーや移動、リネームが可能になった。

 Appleの純正Windows互換環境であるBoot Campとの互換性も向上した。新版ではBoot Camp上のWindows VistaおよびWindows XPをParallelsの仮想マシンとして使えるようになっている。

 通常価格は79.99ドル。アップグレード価格は49.99ドル。

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