P2Pファイル共有サービスの米BitTorrentは6月18日、家電製品メーカー向けのソフト開発キット(SDK)の提供開始を発表した。これにより、ハードウェアメーカーはBitTorrentの技術やコンテンツ配信サービスを、NASやセットトップボックス、ルータなどの製品に組み入れ、最適化することが可能となる。
SDKの提供開始に伴い、日本のバッファローが、BitTorrentの機能を次期NAS端末に組み入れることを発表した。バッファローはまた、BitTorrentのデバイス認定プログラムに参加する。同プログラムはBitTorrent対応のハードウェア、サービス間の互換性の確保と、マーケティングおよびブランディング支援のためのもの。バッファローのほかにも、半導体のMarvell Semiconductors、ハードウェアメーカーのASUSTeKやNetgearなどが同様の契約をBitTorrentと結んでいる。
SDKおよび認定プログラムの詳細は、Webサイトに掲載されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR