Second Lifeへの空騒ぎ、そろそろやめませんか
先週のアクセストップは、1枚の2次元画像から3次元映像を作り出すソニー発の技術「MotionPortrait」についての記事だった。記者は発表会場で顔写真を撮ってもらい、それをその場で3次元化してもらった。自分が画面上でぐりぐり動いたあげく、飛んできたちょうちょを食べるという動画に仕上がり、あまりにリアルで不気味だった。この技術を採用したというPSP版ハルヒも楽しみだ。
ところで最近、Second Lifeに関する報道が改めて熱を帯びてきた。電通をはじめとした大企業もこぞって参入。テレビでも連日取り上げられている。
昨年からSecond Lifeを追いかけていた記者だが、今年3月に「Second Life“不”人気、7つの理由」の記事を書いて以来、Second Lifeにはとんとご無沙汰。先週、クライアントソフトが日本語化されたが、操作しづらさや、何をしていいか分からない、という印象は従来と変わらない。
一部報道によると米国ではSecond Life人気は下火だそうで、TIMEが選ぶ2007年のワーストサイトにまでランクインしてしまっている。
ただ仮想世界ニーズがなくなったわけではなく、Second Life以外の仮想世界が人気を集めているようだ。例えば、米国の「Cartoon Doll Emporium」。アバターを着せ替えてコミュニケーションする子ども向けの仮想世界で、8歳~14歳に大人気。New York Timesの記事によると、月間300万のユニークユーザーがいるという。
アバターを着せ替えてコミュニケーションするといえば、日本ではやはりケータイSNS「モバゲータウン」だろう。何百万人単位がアバターでコミュニケーションする仮想空間は、記者にとって、同時オンライン2~3万人のSecond Lifeよりずっと面白い。
現実社会をロールプレイングする「サークル」に入って役割を演じてみてもいいし、女子高生が書くブログのような私小説を読んでもいいし、質問コーナーで学生の宿題を教えてあげてもいい。きっと自分のページに「足あと」が付き、新たなコミュニケーションが生まれるだろう。
Second Lifeでアカウントを取ったものの、何をしていいか分からなくてやめてしまった人は少なくないと思う。そんな人にはモバゲータウンをお勧めしたい。きっと驚くような発見がある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
中国メーカー、出荷前のAndroid端末に犯罪用のバックドアを設置か Googleが取引停止
-
2
「給与維持の週休3日制」AI効率化で実現 しかし社員が喜ばず……なぜ? 「ライザAI」提供企業で起きたこと
-
3
ドコモ通信障害、約14時間で復旧 原因は「交換機の輻輳」、不正アクセスの形跡なし
-
4
人気ゲーム「NIKKE」公式PCランチャーで不正プログラム実行か CDN上でスクリプト改ざん ユーザーは対策を
-
5
宝くじ公式サイトが一時停止、利用者のパスワードが「意図せず変更」 影響範囲は調査中
-
6
年収やローン保証額、免許証番号など最大32万人分漏えい SMBC系、保証業務システムに不正アクセス
-
7
OpenAI、サイバーセキュリティ特化型「GPT-6 Cyber」発表 Firefoxの未知の脆弱性81件を発見
-
8
「My docomo」「ドコモオンラインショップ」が緊急メンテ 外部からの不正アクセスの可能性で
-
9
ドコモ不正アクセス、最大30万件の顧客情報流出 「My docomo」など緊急メンテ、再開未定
-
10
ゲーセンに真っ暗な画面ずらり……セガ系システムの障害が長期化、復旧めど立たず 原因は不正アクセス
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR