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Amazon、開発者向け決済サービスβ版を立ち上げ

» 2007年08月06日 11時14分 公開
[ITmedia]

 Amazonは8月3日、決済サービス「Amazon Flexible Payment Service(FPS)」のβ版を立ち上げた。

 Amazon FPSは開発者向けに設計されたサービス。開発者はAmazonのWebサービスAPIを使って、自分のサイト向けに独自の決済サービスを構築できる。

 Amazon FPSではクレジットカード、銀行口座、Amazon Payment(残高移動)での支払いに対応する。開発者は「決済命令」を作成して、支払い条件を定義する。設定できる決済処理の命令数は無制限で、1度限りの取引や反復的な取引、日付や金額、払い手や受け取り手による制限のある取引も設定できる。多数の少額決済を1つにまとめることも可能。さらにAmazon FPSサンドボックスを使って、実際にお金を動かさずに決済アプリケーションをテストすることができる。

 Amazon FPSの利用には月額料金や初期費用はかからず、開発者は取引ごとにAmazonに料金を支払う。金額は取引金額や決済方法によって異なる。サンドボックスの利用は無料。

 Amazonはこれまでにも開発者向けに、ストレージサービス「Amazon S3」などを提供している。

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