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MS、ハリケーン被災の中小企業再興を支援

» 2007年08月29日 08時26分 公開
[ITmedia]

 大型ハリケーン「カトリーナ」と「リタ」がニューオーリンズに甚大な被害を与えてから2年。米Microsoftは8月27日、ニューオーリンズで開催された「2007 Hope & Recovery Summit」において、被災した中小企業に財政的支援を行うと発表した。同社はルイジアナ州、およびLouisiana Small Business Development Center(LSBDC)と協力、被災企業が購入した同社製品のライセンス料を1年間無料にする。

 1年間のライセンス無料プログラム「Software License Relief Program」は、9月開始の予定。LSBDCでプログラムに署名し、該当すると認められた被災企業は、Microsoft製品のライセンスを3年間の分割払いで3年分購入した上で、初年度の請求書を送付すれば、支払いが免除される。

 対象となるのは従業員数200人未満で、政府が被災地と認定した19地区を拠点とする企業。例えば従業員数50人で、Windows Vistaと2007 OfficeをPCの25台分購入する必要がある企業の場合、初年度無料だと最高1万2050ドルの節約になるという。

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