ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

銀座東芝ビル、1610億円で売却

» 2007年09月19日 20時48分 公開
[ITmedia]

 東芝は9月19日、東京・銀座の「銀座東芝ビル」を東急不動産に1610億円で売却すると発表した。選択と集中の観点から保有資産を見直しており、売却益は半導体投資などに充てる。

 同ビルは数寄屋橋交差点に面した一等地にあり、敷地面積は3766平方メートルで地上9階・地下4階。東芝の前身・東京電気が1934年の完成時から入居し、1984年に浜松町の現本社ビルが完成するまで本社組織の一部が入居していた。現在は子会社の東芝不動産が所有し、商業・オフィス用賃貸ビルとして利用されている。

 東急不動産が設立するSPC(特別目的会社)に売却し、税引き前売却益は1300億円。2007年3月期の業績予想は見直し中としている。

 同日、中間配当を6円にすると発表した。前期は4円50銭(年間11円)。

関連キーワード

東芝


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.