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ITC、Seagateや東芝子会社を特許侵害の疑いで調査

» 2007年10月12日 16時51分 公開
[ITmedia]

 米国際貿易委員会(ITC)は10月10日、Seagateや東芝の米子会社などを、HDD関連特許を侵害した疑いで調査することを明らかにした。

 調査対象となるのはSeagate Technology、Toshiba America Information Systems、Western Digital、Hewlett-Packard、Dell。

 この調査は、米カリフォルニア州のスティーブン・F・レイバー氏とメアリー・L・レイバー氏が9月10日にITCに起こした申し立てに基づくもの。両氏が持つHDD関連の米国特許を侵害するHDDやコンポーネントをこれら5社が米国に輸入している行為が、関税法に違反すると主張している。両氏はITCによる恒久的な輸入禁止命令と販売停止命令を求めている。

 カール・チャルネスキー行政判事がこの件を検討し、関税法違反があったかどうかを判断する。その判断を委員会で審議して最終的な決定を下す。ITCは調査開始から45日以内に調査完了日を決定する。

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