独SAPが10月18日発表した第3四半期(7〜9月期)決算は、売上高は24億2000万ユーロで前年同期比9%増、純利益は同10%増の4億800万ユーロ(1株当たり0.34ユーロ)だった。為替変動の影響を除くと、売上高は同13%増になる。
ソフトウェア収入は7億1500万ユーロで、前年同期比11%増。ソフトウェアおよび関連サービスからの収入は17億4000万ユーロで、同13%増だった。SAPによると、中核エンタープライズアプリケーション市場における同社シェアは、第3四半期末時点で27%。前年同期末時点の23.5%、前四半期末時点の26%を上回った。
「引き続き力強い四半期業績を報告でき、うれしく思う」とヘニング・カガーマンCEO。SAP ERPとSAP NetWeaverの両製品を採用する顧客が増えているという。
同社ではこれまで、ソフトウェアおよび関連サービスからの収入について、2007年通年で前年比12〜14%増(為替影響除く)とみていたが、好調な業績を反映し、従来予測の「上限近くに達する」との見通しを示している。
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